ホーム >> 公表裁決事例集等の紹介 >> 公表裁決事例 >> 裁決事例集 No.75 >> (平20.5.30、裁決事例集No.75　481頁)>> 別表2の付表1

別表2の付表1

Y社の本件借地権設定時における類似業種比準価額

(1)　類似業種の業種目別株価等 (単位:円)
業種目		番号	配当金額	利益金額	簿価純資産価額	株価
業種目		番号	配当金額	利益金額	簿価純資産価額	平成12年平均	平成13年4月分	平成13年5月分	平成13年6月分
大分類	不動産業	98	4.10	39	269	466	466	493	486
中分類	不動産賃貸業	99	5.20	38	320	558	553	587	578

※　請求人の業種目が中分類に区分されているため、大分類の業種目のものを選択できることから、下記(3)の類似業種比準価額の計算に当っては、請求人に有利な大分類の数値を採用する

(2)　比準要素
イ　1口当たりの年配当金額
　　配当実績なし

ロ　1口当たりの年利益金額(1口50円とした場合)
事業年度	法人税の課税所得金額	左のうち非経常的な利益金額	受取配当等の益金不算入額	左の所得税額	損金算入した繰越欠損金の控除額	差引利益金額	1口当たりの年利益金額(平均)
11.10.1 ～ 12.9.30	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○	円 ○○○
10.10.1 ～ 11.9.30	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○	円 ○○○

ハ　1口当たりの純資産価額（1口50円とした場合）
事業年度	資本金額	資本積立金額	利益積立金額	純資産価額	1口当たりの年純資産価額
11.10.1～　12.9.30	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○	千円 ○○○

(3)　類似業種比準価額の計算
　1口（50円）当たりの類似業種比準価額は、上記(1)及び(2)の表の各数値を基に次の算式で計算した金額（分数部分はそれぞれ小数点以下第2位未満を切り捨てた数値で計算する。）となる。

　A＝類似業種の株価
　B＝類似業種の1株当たりの配当金額
　C＝類似業種の1株当たりの年利益金額
　D＝類似業種の1株当たりの簿価純資産価額
　b＝評価会社の1株当たりの配当金額
　c＝評価会社の1株当たりの年利益金額
　d＝評価会社の1株当たりの簿価純資産価額
類似業種比準価額の計算 (小数点以下第1位未満切捨て)

　この金額は、1口当たりの資本金額の額を50円として計算した金額であるから、Y社の1口当たりの出資金額が50,000円であるため50,000/50を乗じた○○○○円がY社の本件借地権設定時における類似業種比準価額となる。

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